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[企業×学生] ネスレ日本株式会社・一般社団法人アップサイクルと高校生SDGs会議を開催しました

8月10日(土)にネスレ日本株式会社・一般社団法人アップサイクル×高校生SDGs会議を行いました。


◎学生団体ollyとは

ollyは『なりたい自分を見つけて目指す社会実験コミュニティ』をコンセプトに

Instagramでわかりやすく海洋問題を伝える『Moana』や、海外の卒業イベントである

『PROM』を開催したり、より良い社会実現のために活動されている企業の社長さんを

お呼びし、若者のお悩み解決などの社会貢献をテーマにした『Hatsumei Club』などの

活動を学生が運営しています。


◎ゴミ拾い

9:30に学生40人がゴミ拾いをしました。カン•ビン•タバコが多く、暑かったです!


◎ネスレ日本株式会社・一般社団法人アップサイクルのご紹介

「アップサイクル」とはゴミを資源として価値として見いだすこと

本来捨てるはずの廃棄物に新たな価値を与え、より価値の高いモノを生み出すこと


事例紹介


・未利用の間伐材

使用後の紙資源や森林の手入れから発生する未利用の間伐材を天然繊維の製糸に生まれ変わらせる、「TSUMUGI」。


・たばこ

本来なら路上に捨てられてもおかしくないたばこの吸殻をサーフボードへ。


 

アップサイクルの課題


・関心度

日本人のアップサイクルへの関心度はとても低く、海外と比べるとその差は歴然です。


・アップサイクル環境プレミアム消費

環境関連の消費と社会活動の関係は

・安い商品よりも環境に配慮した商品を選び、社会貢献活動を行う

・安い商品よりも環境に配慮した商品を選び、社会貢献活動を行わない

・環境に配慮した商品よりも安い商品を選び、社会貢献活動を行う

・環境に配慮した商品よりも安い商品を選び、社会貢献活動を行わない


という4つに分類されるそうです。

日本は1番下の、安く社会貢献活動を行わない人が多い。

 

①アップサイクルを広める方法を考えよう

②アップサイクルの資源を提供してくれる人を増やす方法を考えよう

先程の課題から、2つの議題のうち1つを選びました。


・今回は参加者約35名運営9名で実施。


 1グループ約5名で討論とフィードバックを2回ずつ行いました。


 

1回目のディスカッションで出た案


○A班「アップサイクルを広める方法を考える」

・回収場所を増やす

学校•職場•コンビニ•スーパーで回収をする

・テレビで宣伝

有名人を出演や、TikTok•リールを作る


○B班「アップサイクルを広める方法を考える」

・アップサイクル製品の値段を下げれる

・メディアで宣伝

・学校で出張授業

・有名企業とのコラボ製品を作る


○C班「アップサイクルを広める方法を考える」

・SNSでアップサイクルの解説動画を投稿

・ポスターを学校で現物配布

・バザーでアップサイクル製品を販売

・TikTokで有名人に広報(頻繁に)


○D班「資源を提供してくれる人を増やす方法を考える」

・green birdがたばこの吸殻を提供

・消しゴムのカスを学校で回収

・いらなくなった学校の教科書を回収

・野菜の皮を家や農家から回収、酪農農家に提供


○E班「資源を提供してくれる人を増やす方法を考える」

・学校に回収BOXを設置

・スーパーで捨てない

・おもちゃ回収BOX at商業施設


○F班「アップサイクルを広める方法を考える」

・自治体と連携

・芸人にネタを作ってもらう

・マスコットキャラクターを作る(公募制)

・回収BOXを増やす

・教科書に掲載


○G班「資源を提供してくれる人を増やす方法を考える」

・ゴミ収集車で家まで回収に来てもらう

↑粗大ごみ、使わなくなった教科書など


○H班「資源を提供してくれる人を増やす方法を考える」

・ポスターを掲示(アナログ)

・著名人のグッズがアップサイクル製品

・コンクール


フィードバック

ネスレ日本株式会社・一般社団法人アップサイクルの方から以下のようなフィードバックをもらいました。


「非常に面白い案がたくさん出ました。例えばリールやTikTokに載せるというものがありましたが、どのような動画が良いかなどさらに具体的にすると良いと思います。」

「一部の班では課題を見つけ、その課題への案という形になっていてとっても良かったです。次のディスカッションでは具体的に、そして課題の原因から案を出すとさらに面白い案が出ると思います。」


2回目のディスカッションで出た案

フィードバックをもとに2回目のディスカッションを行いました。


○A班「アップサイクルを広める方法を考える」

カップルや友達をターゲットとしたアップサイクルイベント

・アップサイクル製品のメイキング(コップ•スマホケース•シールなど)

・ネットに拡散でプレゼント


○B班「アップサイクルを広める方法を考える」

学校教育にin

・講演会を実施する

・教科書に掲載

・アップサイクル制服を作成


○C班「アップサイクルを広める方法を考える」

・ゴミを拾った量に応じてアップサイクル製品をプレゼント

・ティッシュ配り(アップサイクルのことを印刷)

・工場見学ツアー

・TikTokやインスタグラムで宣伝


○D班「資源を提供してくれる人を増やす方法を考える」

・資源を提供した人にポイント付与

・小学生に工場見学ツアー

・製品のビジュアル向上

・動画で視聴者からの質問に答える


E班「資源を提供してくれる人を増やす」

・学校でクラス対抗→景品に学校用品

・提供した人におもちゃのクーポン配布


F班「資源を提供してくれる人を増やす方法を考える」

回収箱の数を増やす

・資源を持ってきてくれた人にはポイント付与


G班「資源を提供してくれる人を増やす方法を考える」

アップサイクルに簡単に貢献できるシステム

・マンションなどの施設でアップサイクル専用のパイプを通す


H班

ポイント付与

・スーパーや店でポイント付与


フィードバック

2回目のディスカッションの後、フィードバックをもらいました。

「さらに具体的になり、イメージしやすく、現実可能性が高まって良かったです。」

「若い人の意見は斬新で、ぜひ取り入れたいと思いました。」


最後は記念撮影をして終わりました!


運営の感想

今回は40人程度という大人数でのディスカッションでしたが、スムーズな進行ができ、良かったです。改善点も多く見つかったので、これからの進行に役立てます!

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