アクセンチュア様とSDGs会議を開催しました。
- olly shibuya
- 9月10日
- 読了時間: 3分
◎イベント概要
今回、高校生SDGs会議では「地方創生」をテーマに、企業の取り組み紹介やオフィスツアーを行った後、グループワークを実施しました。
高校生と企業が一緒に「地方創生の目的は何か?」「持続可能な地域のあり方とは?」を考えることで、多様な視点から課題や解決策を探りました。

◎学びのポイント
ディスカッションでは「そもそも地方創生は何のために行うのか?」という根源的な問いに立ち返り、以下のような意見が出されました。
地方に住む人々が安心して暮らし続けられるようにするため
文化や伝統を守るため
地域経済を持続的に発展させるため
一方で、経済効率の観点からは「都市集中のほうが合理的なのでは?」という意見もあり、ジレンマをどう乗り越えるかが大きな論点となりました。

◎グループワークのアイデア紹介
各班からは多様な提案が発表されました。
医療・教育の拡充
地方医学部や大学病院を設置し、人材確保を図る。
海外大学との研修連携により注目度を高める。
離島留学の推進
修了証の発行や特色あるプログラム設計で若者の関心を引きつける。
教育格差解消
地域ごとの差を埋める取り組みを模索(議論が白熱し結論には至らず)。
特産品のブランド化
SNSやマスコットキャラクターを活用し、地域商品の付加価値を高める。
観光と持続可能性
短期的な人口増を狙うだけでなく、高付加価値型の観光サービスを構築し、オーバーツーリズムを回避する。
◎議論を通じて見えたジレンマ
地方創生には「正解は一つではない」という難しさがあります。 今回のワークでは、例えば以下のようなジレンマが共有されました。
地域経済の活性化 ↔ 生活環境の悪化
自然・文化資源の活用 ↔ 劣化のリスク
交流促進 ↔ 受け入れ体制の限界
観光事業の成長 ↔ 地域との摩擦
これらのトレードオフをどう乗り越えるかこそ、持続可能な地方創生の鍵であることを学びました。
◎当日の雰囲気
初参加の高校生も多くいましたが、オフィスツアーやアイスブレイクを通して打ち解け、活発な議論が行われました。オンライン参加の班も含めて多様なアイデアが飛び交い、「地方創生」の意味を多角的に捉え直すきっかけとなりました。

◎まとめ
今回の会議を通して大切にしたい学びは、
地方創生の目的を問い直すこと
学びを「自分ごと」にすること
多様な視点と対話を重ねること
ジレンマを乗り越える力を育むこと
です。「なぜ地方創生をするのか?」という問いを持ち続けながら、参加者一人ひとりがこれからの進路や活動のヒントを得る機会となりました。
◎一緒に活動しませんか?
高校生SDGs会議は、学生団体ollyのメンバーによって運営されています。 社会課題に興味がある方、イベントを企画してみたい方、同世代と挑戦してみたい方は大歓迎です!
ぜひ一緒に、若者の声を社会に届ける企画をつくっていきましょう。 興味のある方は、olly公式InstagramのDMまでお気軽にご連絡ください!
学生団体olly
高校生SDGs会議運営
柴田 望




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